
国道2号線を己斐から五日市方面に車を走らせていると右手の高台に見えてくるのが古田台。この新しい街に昼どきともなると、車がどんどん登っていくとか…。今巷で大評判のZONA ITALIA(ゾーナイタリア)さんに今日は突撃取材です〜。 入り口を抜けるとガラス張りの厨房が! これには意表をつかれました。横目でスタッフの皆さんが作業をされているのを見ながら案内されるまま奥へ…。すると目の前に広がるパノラマに思わず「わぁ〜」と声が…。壁の部分がすべて天井から床まで一面ガラス張りなので、市内はもちろん遠く瀬戸内海の島々まで見渡せます。「夜景はもっときれいなんですよ」と、スタッフの宗田さん。いえ、もうこのロケーションだけで大満足です! 店内は140席もあるほど広くて開放的でカジュアルなイメージ。テーブル同士の間隔や通路もスペースを十分広く取ってあるので、これならパーティーやちょっとした会の集まりに利用できますよね。 |
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「真鯛の地中海風」 |
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「ピッツァ ノルマ」 |
「トレ・ピアッティ」「カプチーノ」 |
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最初に運ばれてきたのは旬の真鯛にイカ、エビ、トマト、インゲンなどの入った「真鯛の地中海風」。イタリア料理はフランス料理と違って見た目もゴージャスでボリュームがあります。それにソースがあっさりしていますから素材の良さがそのまま味にはねかえってくるんですよね。しっかり目で楽しんで、まずは一口…。う〜ん、身がぷりぷりっとして歯ごたえがあっておいしい〜。素材の持つうまみと新鮮さが伝わってきます。「毎日市場から仕入れてます。鯛は今朝まで生簀(いけす)で泳いでいたんですよ」と聞いてさらに納得、だから美味しさが違うわけです。ZONA ITALIA(ゾーナイタリア)さんでは本物のイタリアの味を届けたいと、石焼の釜も食器もイタリアからわざわざ輸入したものを使っていらっしゃるそうです。そして現地で勉強してきたピザ職人に加え、究極は自家製のチーズを作ることに行き着いたとか。殺菌された牛乳は使えないので、毎朝生乳を砂谷牧場から仕入れます。できたてのチーズは弾力があって香りはミルキー。もう、チーズ好きにはたまりません。
宗田さんにお話をうかがっている間に持って来ていただいたのが、トマトソースをベースになすとカリカリベーコンが乗った「ピッツァ ノルマ」。自家製のモッツァレラチーズがふんだんに使ってあって、今まで食べたことのない美味しさ。とろ〜りとろけるチーズは癖がなくあっさりとしつつも、静かに自己主張をしている感じ。手作りならではのうまみが凝縮されているようです。自家製チーズは店頭にて販売される予定だそうなので、今から楽しみ〜。
最後に出していただいたのはレモンのタルト、ガナッシュケーキ、期間限定のイチゴのモンブランの「トレ・ピアッティ」。特にイチゴのモンブランはスタッフの厳しいリクエストに応えながら、パテシエが試行錯誤を繰り返して完成させたもの。お客様に喜んででいただくために、裏ではたいへんな努力をされているんですね。
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今回お伺いしたのはカフェタイムだったのですが、このデザートはディナーコースのメニューだそうです。営業時間は3ブロックに分けられ、ランチタイムにはランチメニュー、カフェタイムとディナータイムには100種類近い単品メニューから食べたいものをチョイスでき、さらにお得なディナーコース(ディナータイムのみ)も用意されているとか。どの時間帯も予約を受け付けてくれるそうなので、待たずにゆっくり食事を楽しみたいときにはぜひ予約を…。宗田さんから「何かの記念日なのでしょう。ご主人様から予約のお電話をいただいて、ご夫婦でディナーにお見えになる方が多いんですよ」とお聞きして、私も次の記念日あたり、今度は主人と夜景を楽しみながらディナーを…と思いました。
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